父と現場の寸法を計りに行った時 父が教えてくれた 職人の技
住宅の土留めの仕上げは 左官の仕事！
その土留めは 途中から塀になり 建物の両サイドを固めていた…

父が塀の先端に来いと合図するので そこに立ち 指さす方向に塀の門を目の位置にして見てみる！

すると 父は反対の塀の前にも立ち また指をさしていた…
同じように 見てみる
父が 話し始めた…

どうだった？

私は えっ？
こっちは 定規でも当てて ぬったみたいだね！
なのに あっちは 当てなかったの？

違うよ！住宅の仕上げは 職人の手の感覚だけだよ！

こっちの真っ直ぐな土留めは この道五十年の○○さん

あっちは、まだ若い○○！

しかも 一発しあげだ！

土に隠れてしまう 土留めでも 熟練の技はついつい 手抜きが出来ない！
それがプロの技だな！

若いもんは それを めんどくさいと いっちゃ?いけない！
見習うチャンスと感じなきゃ?そいつは何時までもぺーぺーのコテ捌きしか出来ない！

でも、お金貰うからには 最高の腕を使わんと 詐欺だろ？

それに誇れる仕事しないとな…

私は 父の話しを ヘ?オヤジって なかなか偉いな?なんて思っちゃいました！

しかし、父の言葉はすべての仕事に共通していると 思います！

意識は同じ方向に向いて いい仕事しようって 心掛けなければいい仕事をした人がいても 足引っ張って会社もお客様からクレーム三昧に…
みんなが向上しない！

逆に同じ意識で
向上心を忘れずにいれば 自ずと会社は延びる！

職人さんの技は 父の言葉となり 私に経営哲学を教えてくれた！

父の会社を頑固な父
共に１４年

その後、私の経営理念の基本を造りました。

グランママ?(^O^)